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1.昔の思い出 :2026/06/06 - 04:36
物語風に・・・
気配を消す男・二つの出来事
20代中ごろ、石川県粟津の 小松製作所パワーショベル設計室 にいた頃の話です。
1983年3月の終わり、こちらでの業務も一区切りついた頃、東京本社から
「カタログ作成のために図面を書いてほしい」
と依頼され、赤坂の 小松本社 へ一泊二日の出張に行きました。
当時は日帰りでも行けるのに、わざわざ前乗りさせてくれたのは
「まあ、少しゆっくりしてこい」
ということだったのでしょう。
昼頃に東京へ着き、赤坂の 小松クラブ にチェックイン。
麻布の大使館街をぶらぶら歩くと、外国人の子供たちが遊んでいて、なんだか映画のワンシーンのようでした。
夕食は主任おすすめの 大王ラーメン。
そのあと営業と飲みに行ったような記憶もあるのですが、何度か出張したので細かいところは曖昧です。
■ 小松空港での「透明人間」事件
最初の出張の帰り、小松空港に着いたのがまだ15時頃。
「会社に戻るか」とタクシー乗り場で待っていました。
一台タクシーが来たので、乗ろうと歩き出したその瞬間、
後ろからサラリーマン3人組が走ってきて、
「さぁさぁ部長、お先にどうぞ!」
と部長を押し込むようにタクシーへ。
私はぽかんとしながらも、まあ次が来るだろうとぼーっと眺めていました。
すると部長さんが気づいたのか、
「待っている人がいるじゃないか」
と言って譲ってくれました。
春の麗らかな午後で、私もぼんやりしていたせいか、
影が薄くて見えなかったのかもしれません。
不思議な出来事でした。
もしかしたら私は 忍者 だったのかもしれません。
■ そして40年後、富山高岡の万葉線で再び…
時は流れて、単身赴任で富山にいた頃。
朝、万葉線の 路面電車 を待っていたときのことです。
電車が近づいてきたので、当然止まると思っていたら――
そのままスルー。
ぽかんとして見送っていると、100メートルほど先で急に止まり、
運転手さんがこちらを向いて
「おいでおいで」
と手招きしているではありませんか。
走って乗り込みながら、
「路面電車ってこんなことあるのか?」
と笑ってしまいました。
■ どうやら私は昔から気配が薄いらしい
20代の小松空港でも、60代の富山でも、
なぜか私は 存在がスッと消える瞬間 があるようです。
意識して消しているわけではなく、
ただぼーっとしているだけなのに。
流れ草のように、ふっと景色に溶け込んでしまう。
そんな体質なのかもしれません。
以下、下書き
20代中ごろ、石川県粟津の小松製作所パワーショベル設計室にいた頃の話です。 1983年3月の終わり、此方での業務も終了したのですが東京本社からカタログ作成の為に図面を書いてと依頼され 打ち合わせに為本社に一泊二日で行ってきました 小松空港からジャンボジェットに乗っていきましたが、当時は日帰りでも行けるのに 前乗りで行かせてくれました、まぁちょっとゆっくりしておいでって感じでしょうかね 昼頃着いて、赤坂の小松クラブって言うホテルに入って周りをブラブラ散策 麻布近辺は大使館も多くて外人さんの子供が遊んでいます、夕食は主任お勧めの大王ラーメンを食べて それからどうしたのか?本社の営業と飲みに行った記憶もあるのですが、何回か出張回行ったので記憶があいまいです。 最初の出張で東京赤坂の小松本社に行った帰り、小松空港に着いてまだ15時頃だったので、 いったん会社に戻ろうとタクシー乗り場で待っていました。 一台やってきたので、さぁ乗りましょうと車に向かって歩こうとしたとき、後ろからサラリーマン3人組が走ってきました。 若い人が「さぁさぁ部長、お先にどうぞ」と言いながらタクシーに乗り込もうとします。私はあっけにとられながらも、 まぁすぐ次が来るかと思い、ぼぉ~と見ていました。 するとその部長さんが気づいたのか、「待っている人がいるじゃないか」と言って、譲ってくれました。 春の麗らかな日で、私もぼぉ~としていたせいか、影が薄くて見えなかったのかもしれません。 不思議な出来事でした、もしかしたら私は忍者?